社長からメッセージ [社長須藤のおたより]

みなさま、お元気でしょうか。

東北 関東大震災は、たくさんの深い悲しみをうみました。
すべてを失った人々の中には、涙さえ失った方もいらっしゃいます。
その悲しみのうちにも、自然は刻々と春の様相を表し始めておるのも、
これまた現実であります。

この度の大災害には、私共も深く心を傷めておりますが、
未曽有の大災害は被災地のみならず、その影響が全国、全世界であることを鑑みるに、まさに日本及び世界がひとつであることを思わずにはいられません。

原発事故には、皆様さぞご不安のことと思います。
私達も同じ気持ちでおります。
会津は、同じ福島県とはいえ、原発からは100㎞以上離れていること、また3月4月のこの季節は、日本海側から太平洋側へ向けて吹く偏西風のため、現時点において会津で放射能の影響が確認された事実はありません。

また、福島県以外の周辺地域で検出される放射能の理由は、やはり風なのかと推測されます。
ご不安の方は、気象庁のホームページで原発周辺の風向き情報を毎日更新しておりますので、参考に見られる事をおすすめします。

『気象庁 http://www.jma.go/jma/menu/jishin-portal.html 』
 
 ※このページの下の方に、「気象支援資料 福島第一・第二原子力発電所付近の地域気象情報」


今回、放射能及び風評被害を受けている地域は、福島県を中心に、栃木・群馬・茨城・千葉など非常に広範囲にわたっており、お住まいの方はさぞご不安のこととお察しいたします。
現時点での放射能の影響に関する政府の報道は、非常にわかりづらく具体性に欠けるものです。
インターネットなどの情報網を最大限に活用するとともに、知り得た情報を冷静に分析する個人個人の判断力が、さらに重要となるのではないでしょうか。

振り返ってみると、戦後私達日本人は、多少の便利さと引きかえに、自らの命を危険にさらし続けて来たようです。
農薬・化学物質・大気汚染・生活のストレス・・・・・・そして、原子力。
それら、これらに真剣に向き合う時が来たようです。

私達は、今年も種をまきます。
この先、事がどのように展開するかわかりませんが―。

今、放射能及び風評被害を受けられている非常に広範囲での農家のことを思うと、我が事と照らし合わさずとも胸が傷まずには居られません。
これら農家が、農業を生業(なりわい)とする農業県であることと、事態の長期的な展望を視野に、今回の放射能被害の実情が明らかにされたあかつきには、皆様の賢明なご判断が農家を助ける力となることを最後に申し添えさせて頂き、末筆ながら皆様のご健康を心よりお祈り申し上げます。


                       代表 敬白

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